足と歯の深い関係
当院では、患者さんの歯を治療するうえで足のことを真剣に考えています。それは、歯と足には密接な関係があるためです。本来、人の足指はまっすぐであることが理想とされています。
しかし、何らかの要因(外反母趾や浮き指など)によって足指が曲がってしまうと、足を踏み込む際の圧力が一部分に集中してしまいます。結果として身体全体のバランスが悪くなり、歯の噛み合わせにも影響を及ぼしてしまうのです。
当院では、患者さんの歯を治療するうえで足のことを真剣に考えています。それは、歯と足には密接な関係があるためです。本来、人の足指はまっすぐであることが理想とされています。
しかし、何らかの要因(外反母趾や浮き指など)によって足指が曲がってしまうと、足を踏み込む際の圧力が一部分に集中してしまいます。結果として身体全体のバランスが悪くなり、歯の噛み合わせにも影響を及ぼしてしまうのです。
足指体操はその歪みを改善する効果があります。「歯医者なのに体操?」と疑問の生じる方もおられると思いますが、近年足指体操は多くの歯科で普及し始めています。
当院も口腔内の噛み合わせという上からの治療と、足指体操という下からの治療を並行して行っていくことで、患者さんの不調にアプローチしています。なぜなら美しい姿勢を手に入れることは、それに付随して様々なメリットを生み出すからです。
まずお子様にとっては、足指をまっすぐにして立つことは転倒予防につながります。さらに姿勢が改善されると自然に口呼吸から鼻呼吸へと変化することも。口呼吸の人は鼻呼吸の人よりも病気にかかりやすいことが明らかにされており、免疫力の向上に足指体操は効果を発揮します。
成人の方にとっては、睡眠時の食いしばりや顎関節症などが改善され、シニア層は運動能力が向上するなど、足指体操は日々を健康に過ごすうえで役に立つことばかりなのです。
足指体操は、椅子や床に座って足指を手で広げていく方法なので激しい運動は行いません。方法も本やウェブなどで書かれていることと思います。
ただ、足指を闇雲にまっすぐ伸ばせばいいわけではないなど、様々なルールがございますので、やはり一度当院で指導を受けてもらうことをお勧めしています。「子供が転ぶ回数が多いかもしれない」「口呼吸を何とかしたい」など、少しでも興味を持たれましたら当院までお気軽にご相談ください。